ゆるワーママを目指す日記

不妊治療を経て第一子妊娠中の日々

不妊治療の記録 1 ~検査~

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不妊治療の記録、まずは検査編です。

 

妊活開始

夫と結婚し、結婚式を挙げて新婚旅行に行き、そろそろ子どもが欲しいなと考えたときで私は30歳、夫は36歳でした。

 

まずは基礎体温をつけたり葉酸を飲んだりゆるく妊活を始めましたが…まあ基礎体温ががたがたで全然良いタイミングが分からない!

途中から市販の排卵検査薬も使いましたが、これも線がはっきり出るときと出ないときとがあり……はっきりするのを待っていたら今度は薄くなってきてタイミングを逃したり(笑)、手探りでした。

 

オムロンの婦人用電子体温計はアプリに同期できるので便利だった 

 ▲よく使ってたのはこれ

 

その状態で半年くらい経ったとき、そろそろ病院に行ってみようかなと考えました。

 

元々、私の周りには不妊治療を経て授かった先輩夫婦が多く、少なくとも検査だけは早めに行った方がいいよと複数アドバイスをいただいていました。

私自身もPMSが重かったり子宮頸がんの軽度異形成で経過観察中だったり、なんとなく早めに検査した方が良いだろうなと考えていました。

そこで先輩夫婦が通っていた産婦人科を紹介いただき、まずは検査をしてみることになったのでした。

 

ちなみに不妊検査をするにあたり、夫には早くから相談していました。

夫は子ども好きで早く子どもが欲しいと話しており、論理的で課題をはっきりさせて着実に解消していきたいタイプだったことも功を奏し、いざ検査に行くことを決めたときもスムーズに同意を得られました。

男性側の検査もあるので、夫婦の意思確認は早期にしておくのが良いと思います。

 

 

産婦人科

産婦人科ではまずどのような検査や治療があるのか、どんなことに気を付けるかの説明会がありました。

同じくらいの年代の女性5~6人が誰も話さず、ただ静かに説明を聞く場は少し異様で、緊張したことを覚えています。

 

説明後は血液検査のため採血だけして、あとは後日だったかな。当日に内診もしたかな。内診の初回は正直なところガチガチに緊張しました。健康診断での子宮頸がん検査以来だもんな……

 

この病院では結局、数回に分けて以下の検査を行いました。*1

  • 血液検査
  • 子宮卵管造影検査 
  • 精液検査

 

一番辛かったのは子宮卵管造影検査です。

子宮の形や卵管が通っているかを確認するレントゲン撮影検査なのですが、まずレントゲン台に下半身すっぽんぽんで乗り上げ、大股開きに足を固定します。

内診のときはカーテンを引いてくれたり下半身にタオルを掛けたりの配慮がありますが、(この病院では?)男性医師がすぐ側に立っており、医師に向かってレントゲン台に乗り、そのまま大股開きをして固定台に足を乗せるという……だいぶ抵抗のある形で……

医師の方は慣れっこで気にしてないとは思うのですが、こちらは一応恥じらいがあるので、もうこの時点でうわー!!!!となってました。

そして足の開きが甘くて看護師さんに直される(笑)

 

さらに造影剤を注入されるときに、個人差があるようですが痛みがあります。

私は生理痛のような鈍痛で、最初はこれなら耐えられるくらいだなと思ったのですが、それが意外に長く……最後には少し意識が遠のいて吐き気がし、検査後に休ませてもらいました。

全く痛くない、我慢できる痛みという方も多いのでもしこれからの方が読んでいたらあまり心配を掛けたくはないですが、私の場合はそんな感じでした。

 

 

印象的だったのは精液検査

夫に精液を出してもらい病院に持参するか、病院の採精室で採取するかの二択が選べます。

病院で採取する方が正確な結果が出るとのことで、夫にも来院してもらったのですが……採精室にはエロ本が置いてあったそうで。そりゃその場で出さないといけないのでそういう道具も置いてあるんでしょうが、堅い病院にそういう物があるというのがシュールだな~と夫と笑ってしまいました。(ごめんなさい)

 

ちなみに、持参の場合は昔の都市伝説のように冷やしたり温めたりしない*2で、常温のまま持ってくるよう指示がありました。採取の容器もちゃんと目隠しのビニール付きで渡されるので、女性側の抵抗はあまりないと思います。

 

我が家の場合、結果としてどの検査でも異常は見つかりませんでした。

後述しますが「原因不明不妊」というもので、これは全不妊症の10~25%を占めるそうです。

とはいえこの時点ではひとまず異常が無いことに安心し、まずはタイミング法から始めることにしました。

 

タイミング法についてはまた次回。

*1:転院後、検査項目が足りないと指摘されることになるのですが

*2:妊娠後に映画『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』を見てびっくりした